事務局・インターン

<インターン>

赤尾菜々実

1. 所属
 東洋大学 国際学部国際地域学科 2023年3月卒業見込み

2. 専門や関心
 日本の難民制度、日本にいる外国人のための教育制度や労働制度の整備

3. 関連する活動
 東洋大学 国際学生ミーティング(タマサート大学との交流会)

4. 抱負や将来展望
 大学での講義を通して、世界では国際化が進んでいる一方で日本には未だ整備していくべき国際的な問題があることを知りました。日本で学びたいのに学べない、日本で働きたいのに働けない、など日本に関心のある外国人が感じる「不」を無くせるよう制度を整えていこうと活動している場に参加することで自身の知識を深めたいと思っています。そして、日本が国際的な扉を開いていこうとしている過程を知ってもらえるような取り組みを勧めていくことによって、私のような学生が一人でも多く自発的に国際的な活動に参加したいと思ってもらえたら嬉しいです。このような団体活動に参加するのは初めてではありますが、日本にいる外国人にとって貢献できるよう頑張ります。


成毛楓

1. 所属
 東洋大学 国際学部国際地域学科 2023年3月卒業見込み

2. 専門や関心
 在日外国人の就労制度・環境

3. 関連する活動
●東洋大学社会文化システム学科後援サークル「SPIRIT」(外国にルーツを持つ子どもたちへの日本語学習支援)
●国際交流会への参加(韓国外国語大学、東洋大学留学生など)

4. 抱負
 国際高校に通っていた時の外国人の友人、成田空港や韓国料理店でアルバイトをしていた時の外国人スタッフ、そして留学生の友達などたくさんの外国人と関わる中で、日本という国・制度がいかに外国人にとって住みにくい場所か痛感しました。制度を変えられない以上、個別にサポートするしかないと考え、日本語学習支援や、定期券の購入・契約の電話代行など活動してきました。しかし、今後外国人の増加が見込まれる日本社会において、個々のボランティアに頼るサポートに限界を感じると共に、根本的な解決の必要性を強く感じました。この団体での活動は、今までの個人での活動とは違い、多くの在日外国人に影響を与えられるものであり、関われることに喜びを感じております。


湊洵菜

1. 所属
 東北大学 文学部英語学専修 2022年3月卒業見込み
(2022年4月より)東北大学 教育学研究科グローバル共生教育論コース 修士課程1年

2. 専門や関心
 異文化間教育、高等教育の国際化、国際教育の社会的責任

3. 関連する活動
●科研 基盤研究(B)「アジアの高等教育を牽引する『内なる国際化モデル』の開発」アシスタント
●文部科学省 大学の国際化促進フォーラム採択プロジェクト「国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開」学生スタッフ
●東北大学 国際教育支援プロジェクト「Be Global」学生スタッフ

4. 抱負や将来展望
 学内外で国際的な活動に従事する中、日本の労働市場とのミスマッチや、自己実現に対する支援システムの不備など、外国人材の困難が生きた声として届くようになりました。元来、私は「内なる国際化」の一環として促進される国際共修の教育アプローチに関心を寄せており、そうした知的交流の展開と外国人材受け入れの課題解決は、多文化共生社会の構築という点で接続していると考えます。問題に直接作用するような制度設計と、教育による対話的機会の拡大、それに関わる国民的な啓発を併せて推し進めることが私のねらいです。日本人も含め、誰もが自由で明確なキャリア意識をもって一生涯学び続けられるよう、抜本的で多面的な環境整備に貢献します。


<事務局>

石森慧

1. 所属
 一般社団法人 国際教育研究コンソーシアム

2. 抱負
 少子化が進む日本社会で外国人材の受け入れは喫緊の課題であるにも関わらず、国民を巻き込んだ深い議論がなされているとは言えない現状があります。本プロジェクトが日本で暮らす外国人のニーズを浮き彫りにし仕組みの整備を進めることで、外国人材の戦略的受け入れやキャリア形成の歩みを一歩進めることができるのではと期待しています。事務局スタッフとしてサポートをするだけでなく、日本における多文化共生の道筋や課題についてもより学びを深めたいです。報道機関に勤めていた経験等を生かし、プロジェクトの社会的意義をより多くの人に知ってもらう広報活動に貢献できればと考えています。

大久保美花

1. 所属
 明治大学国際・ダイバーシティ教育研究所

2. 抱負
 近年、外国から来た方が、日本の学校や職場で活躍する姿をよく目にします。その一方で、大学(院)で出会った留学生の友だちを通して、彼らのほんらいの学歴・職歴・資格などを適切に評価するための枠組みが、日本では未だに整っていないことを知りました。このプロジェクトでは、先生方やインターンの学生たちの取り組みを事務局として支えるとともに、留学経験もなく、国際交流にこれまで縁のなかった私のような人々と、こうした問題について一緒に考えるきっかけを作ることができれば幸いです。